インターネットを利用して入力練習
自分に合ったソフトを選ぶ
PCを使い始めは入力が上手くいかないものです。
もし、タイピング練習をしたい! と思ったら、インターネットを開いて検索してみてください。
様々なタイプの無料タイピングソフトを見つけることができます。
有料版もありますが、無料版でも大変良いいものが揃っていますので、入力練習のみの目的ならば無料版で十分です。
また無料版とはいえ、種類は選び放題です。
先日、久しぶりにタイピング練習をしてみようと思いネットを検索しましたが、今は本当に種類が豊富で驚きました。
遊びながら練習できるものもあれば、実用的なもの、逆にちょっとこれは使いずらい~と思うものまで様々ありました。
練習ソフトのおすすめなどもネットで検索することができますので、目的に合ったものを探してみてください。
練習の前にホームポジションを確認しておく
練習の前にまずはホームポジションを確認しておきましょう。
どんな無料ソフトを選んでも最初にホームポジションを確認しておきましょう。
私は、入力中あまりホームポジションなど意識して入力していません。
長年入力をしていると変な癖もついているので、直しづらいということもあります。
自分なりのポジションがありますし、5本の指をフル稼働というよりは4本の指を主に使っていますので、ホームポジションに手を置いていても少し移動する感じで打っているのです。
知らなくても入力にはあまり困らないというのが私の考えです。
そんな私でも、入力し始める最初は、ホームポジションに手を置いておくことで、入力ミスを減らすことができました。
ですので、PC初心者であればあるほどこのホームポジションを意識するのはいいことのように思えます。
また、事務員としてだけでなく、スキルUPのため検定試験などする予定の方、プログラムを勉強したい方などは、普段からホームポジションを意識して、正確な指で入力していくことは大切かと思います。
無料ソフトをやってみた
先日、久しぶりにタイピング練習をしようと思い、ネットを検索し、実際に練習してみました。
タイピング練習ソフト、子供を意識したものが多いようで、意外と楽しんでタイピング練習できました。
おすすめとかではありませんが、今回私が使ってみた2つのソフトについて、ご紹介します。
タイピングソフト「やってみタイプ」
東京書籍さんが子供向けに出しているソフトです。
タイピングを練習し、終わったらプログラミング系の入力練習もできるようになっているようです。
タイピング画面(最初のページ)
タイピング練習画面は緑と黄を基調とする大きな画面で、大変見やすくなっています。
タイピングの練習をする
入力の文面など、難しくなるほどに内容的(歌や文学などの内容)に楽しめるようです。
Step1~4までの項目、それぞれレベルが設定されています。
(レベルというよりは違う問題に行く場合で、ステップUPという感じではなかったです。)
実際の入力中の画面
タイピングの練習を実際してみたところ
Step1 半角英数 について
キーボードの絵と次に打ち込むキーがピンクに表示されます(◯部分)が、そのキーボード部分は設定でoffにすることができる(◯部分)ようです。
他のStepについて
キーボード部分の画像などはなく、入力問題と解答の欄のみの画面があるのみでした。
このソフトは基本キーボードの画像はなく、ホームポジションさえ把握しておけば、押さえる指やキーはある程度自由にしていいということなのか、子供向けということで、無理なく学習してもらうために画像がないのかどちらかなのでしょう。
私はキーボードの画像や、押さえる指の画像があると気になって進みませんでしたので、このソフトは私向きなのかもという気がします。
タイピングをしながら情報を学習する
こちらはPCに関連する用語などの練習になるのでしょうか、そういった文字を入力していきます。
ただ、残念なことに用語や記号を入力するのみでした。知っている用語はいいのですが、知らない用語などは空きスペースが一杯あるので、簡単な説明くらいあったらいいなと(文字読んでいる間に次の問題に移行してしまいますが・・・)少し思いました。
こちらもレベルがそれぞれ設定されていました。
内容やレベルに関係なく、キーボード練習の一時停止、入力途中にほかのレベルへの移行、終了ができるようになっています。
【特徴】
入力問題には制限時間があり、時間内に入力できない時は、次の問題に移行します。
ただし、入力画面はそのまま消えずに残っているので、自分で消さないといけないです。
一時中断やレベル設定で、ほかの問題に移行できます。
レベル設定とありますが、入力問題が代わるだけのようです。
画面が大きく、あまり画面に情報が載っていない(基本、キーボード画像もない)ため、入力に集中できます。
ただし、全体として『半角英数字』以外の練習は入力問題と解答の欄のみの画面のため、入力練習のソフトとしては欠点になると思われます。
学びながら練習できるソフトということで、プログラミング版もあるようですが、そちらを練習してみたのですが、ただ入力することのみに重点が置かれているようで、プログラミング版という言葉の割に期待外れでした。
言葉の意味を考えるような問題ができているわけではなく、ただ入力のみというソフトです。
学びというには物足りない感じでした。
キーボード表示とゆびの指定がないことについて
こちらの やってみタイプ ソフトがキーボードの表示などがないのはどうしてなのでしょう。
多分、お子様向けソフトだからでしょうか。
指の動きなどを気にせず楽しんでもらうために画像がないのかもしれません。
他の理由があるとしたら、入力方法には個人的差があり、人それぞれの癖が違うためキーボードでのゆび指示をしないようにしているのかもしれません。
たとえば、”ち” や ”ちゃ” などの言葉にあるようなローマ字入力をする際に複数の選択肢がある場合、人それぞれ入力方法が違います。
”ち” → ”chi” という入力方法があれば ”ti”と入力しても同じ結果が生まれるからです。
”ちゃ” に至ってはどうでしょう。
上記に倣えば4種類の入力方法になります。
”ちゃ” →”cha” ”tya” ”chi+lya” ”ti+lya”
後ろ2つの入力方法を使う人はいないとは思いますが・・・
その対策として、キーボードでの表示と入力指示はしないのかもしれないと思いました。
私的にはキーボード画像とゆび指示は邪魔!と思っていますが、やはりキーボード練習をするのは初心者か普段の入力ではなく細かなところを再確認をしたい人がほとんどだと思います。
そういう意味では、キーボード画像と指の置き方の指示はあったほうがいいのかもしれません。
マナビジョン 日本語入力
インターネットを開いて 『キーボード練習』 と入力すると最初に出てくるものがこちらのソフトです。
マナビジョン タイピング練習(日本語入力)
クリックして練習を始めてみます
練習時間は1分から5分まで選択できます。P検のタイピング目安をも結果に表示されるため、希望あれば5分設定で始めるといいでしょう。
設定を決めたらspaceをクリックしてスタートします
スペースをクリックすると問題が表示され、制限時間のカウントダウンも始まります。
実際の入力中の画面です
右上に制限時間のカウントダウンが表示されています。
問題は、3種類(漢字込み、かなのみ、ローマ字)で表示されています。
キーボードの絵と、どの指で入力すればいいかの指示がわかりやすく表示されます。
5分設定で始めた場合、左上にP検クリア状況が表示されます。
練習が終わったら 結果の詳細が表示される
練習が終わったら、その都度入力状況の結果が表示されます。
得点は何点だったか、入力文字数は何文字打って、その内、正・誤はいくらだったかなど、その都度確認できます。
P検での試験に換算すると何級相当かまで親切に教えてくれているのです。
ホーム画面は派手さはなく単純ですが、P検のランクが確認できるのは面白いと思いました。
ただ、ここまで来てあることに気が付きました。
ホームポジションの指示がない?!
通常、どの練習ソフトにもある ホームポジションの表示 が見当たらないのです。
そして、探したらありました!
このタイピング練習(日本語入力)編は、トップ画面ではなかっただけでした。
私は検索画面を直接クリックして始めてしまったので、ホームポジションのページに行けなかっただけでした。
マナビジョン タイピングと入力したら検索画面のトップに出てきました。
マナビジョンキーボード練習 https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/ にあります。
日本語入力だけでなく、ほかにもいろいろ練習できるみたいですので、見てみると面白いかもしれません。
【特徴】
上記青枠部分はそれぞれの文字の入力練習、下記赤枠部分は問題が出題されてその答えを入力回答するようになっています。
回答すると書きましたが、答えは問題の下に一緒に表示されるので、見ながら回答すればよいわけです。
そして、問題と解答を見ることによって、語句などの勉強にもなるというのがこのソフトの特徴ではないでしょうか。
また回答も、制限時間内であれば正解入力できるまで待っていてくれるので、焦らず練習することができます。
ただひとつ、これは指示されて入力するため、ソフトが指示する変換方法しか受け付けないです。
普段とは違う入力形式であっても、そこは練習と割り切ってやってみてください。
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